FW武藤嘉紀、MF乾貴士が所属するエイバルが3連敗を喫した。

今季昇格したエルチェとのホーム戦。武藤は移籍後初、乾は4戦連続でスタメン出場。スペイン1部で初めて日本人2選手が同一チームで同時にプレーした。

へディングシュートでゴールに迫るシーンもみせた武藤は後半18分、乾は後半28分に途中交代し、いずれも無得点だった。試合は前半37分に先制を許し、チームもPKを外すなど反撃チャンスをつぶして完封負けとなった。

シュート数、ボール支配率ともに大きく上回り、終始、攻め続けながらも今季昇格チームにホームで勝利を献上した。

エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は「(エルチェは)前半で守備と攻撃がうまく機能し、後半も守備は堅かった。相手を祝福するしかない」と振り返った。

今季は開幕4試合で1分け3敗と勝てていない。同監督は「多くのミスがあった。今は対戦相手が何をしてくるかを考える必要はない。自分自身のチームのことを考えたい」と強気の姿勢を貫いていた。