観客が制限付きながらスタジアムへ帰還し、少しずつかつての雰囲気を取り戻しつつあるブンデスリーガ。
今季日本人選手ではフランクフルトの長谷部誠と鎌田大地、ビーレフェルトの堂安律、ブレーメンの大迫勇也、シュツットガルトの遠藤航、ウニオン・ベルリンの遠藤渓太の6人が1部で、そして2部ではハノーファーの原口元気と室屋成、ザンクトパウリの宮市亮の3人がプレーする。それぞれが各クラブで主力となるだけの力をもっており、活躍が楽しみな選手ばかりだ。
今回は実際に取材申請が通って、スタジアムで観戦することができたフランクフルトの長谷部と鎌田、そしてビーレフェルトの堂安についての現在地、そしてこれからの展望についてまとめてみようと思う。
機敏かつ賢く、大型FWも苦にせず
長谷部誠は今季リーガ最年長選手としてリーグ14シーズン目に臨むことになる。シーズン前には3バックの布陣は右サイドにキャプテンのアブラアム、センターにはオーストリア代表DFヒンターエッガーが入り、そして左サイドにはエンディッカが起用されると予想されていた。
しかしドイツカップ1回戦の1860ミュンヘン戦でエンディッカが足首を負傷し、長期離脱。そのため長谷部が3バックのセンター、そしてヒンターエッガーが左に回る布陣がフランクフルトにおける第1選択肢となりそうだ。
ビーレフェルト戦では最年長選手とは思えぬ、機敏でインテリジェンスを感じさせる動きで相手の攻撃を封じ込めていた。この日対峙したビーレフェルトのCFは昨季2部得点王でMVPのファビアン・クロス。だが190cmの大型FWを長谷部は苦にもせず、相手に全く自由にプレーをさせない。
体躯を生かしてボールを抑え込もうとするクロスの動きを読んで、タイミングよく体をぶつけるので、クロスの方がよろけてしまうことがあるくらいだ。
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