日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

横綱は6場所連続で、東に白鵬(35=宮城野)、西に鶴竜(35=陸奥)が就いた。ともに3場所連続休場(全休は2場所連続)明けで、復調を示す土俵となる。白鵬は4場所ぶり45回目、鶴竜は昨年の名古屋場所以来8場所ぶり7回目の優勝を目指す。

大関は、東が先場所優勝で綱とり場所となる貴景勝(24=常盤山)、西が朝乃山(26=高砂)。貴景勝は2場所連続3度目の優勝を狙う。先場所途中休場した初のかど番となる朝乃山は、9場所ぶり2度目となる大関初Vを狙う。大関2場所目でかど番の正代(29=時津風)は西の序列2番目に位置された。大関2人がかど番になるのは、昨年秋場所の豪栄道、栃ノ心以来となる。

東の関脇には、先場所小結の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が返り咲いた。18場所ぶりの関脇復帰。西の関脇は隆の勝(26=常盤山)が据え置かれた。小結は2場所連続で高安(30=田子ノ浦)が東、西は先場所関脇の御嶽海(27=出羽海)が番付を落とし9場所ぶりの小結(三役は4場所連続)となった。

来年1月の初場所は、8日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。