日本ハム・斎藤佑樹投手(32)が1日、2軍キャンプ地の国頭でいきなりブルペン入りし、立ち投げで200球を投じた。
フォームを確認しながら、途中からは1球投げるごとに「ヨシっ」と声を出す気合の投球。午前9時30分にブルペン入り、12球団でも一番乗りとみられる。
斎藤は「力は4割、5割くらい。ここまでは投げられる。ここからが大事。体と相談しながらキャンプ中にMAXで投げられるようにしたい」と話した。
昨年、右ひじ痛で1軍登板なくシーズンを終え、オフに手術を回避。右肘じん帯断裂と診断され、昨年11月に保存療法での治療を選択。今季の再起を期している。
今年は06年夏の甲子園決勝で投げ合った田中将大がヤンキースからのFAで楽天に復帰。一方の斎藤は背水の状況だけに、動向に注目が集まる。
木田優夫2軍総合兼投手コーチは「超回復!リハビリは順調に来ている。今は球数を抑えて力を入れていくより、力を抑えて球数を投げることに取り組んでいる」と説明した。
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