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大谷初ライブBP登板 出た156キロ「肘のなじみ方、投げている感覚はいい」チェンジアップも試投 - スポニチアネックス Sponichi Annex

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ライブBP登板後にオンライン会見で手応えを語った大谷

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が24日(日本時間25日)、キャンプ地のアリゾナ州テンピでライブBP(シート打撃)に初登板し、最速97マイル(約156キロ)を叩き出した。

 内野手レンヒーフォ、昨季ブレークの巧打者ウォルシュに2打席ずつ、計20球。最後の20球目の直球は「引っかけ気味だった」と納得した球ではなかったが、97マイルを計測した。全体を通しても直球は94、95マイル(約151~153キロ)だとし「スピンの利いた球を投げた時は良かった。いいバランスだったかなと思います」と納得の表情だった。

 また、直球、スライダー、スプリットの他に今キャンプでたびたび投じていたチェンジアップも投げ込んだ。日本ハムの新人時代に投げ、15、16年にも積極的に習得に取り組んだことがあったが、これまであまり投げてこなかった。「久々に投げて変化も良かった。落ち球としてより横の変化として投げたい。抜くかどうかより逃げるように変化できるかどうかが一番大事かなと思っています」と狙いを説明した。

 昨季は18年10月に受けた右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から、2年ぶりに二刀流復帰を目指したが、「右肘付近の屈筋回内筋痛」を発症。2試合のみの登板で0勝1敗、防御率37・80だった。本格的な投手復帰となるシーズンへ向け、まずは順調に滑り出し「肘のなじみ方も昨年よりいいし、投げている感覚も。そこが一番かなと思います」と表情は明るかった。

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