レッズの秋山翔吾外野手(32)が左太もも裏のけがのため、開幕絶望となったことが15日(日本時間16日)、分かった。デービッド・ベル監督が明らかにした。戦列復帰までは数週間を要する見込み。
その後、オンライン会見に臨んだ秋山は「自分のけがの感じとしてもちょっと時間がかかりそうだなと思っていた。驚きはしなかったが、残念だなという気持ち」と語った。
西武時代は739試合連続フルイニング出場をマークしていただけに日本での故障には縁がなかった選手。それでも「プロに入って2年目の時ですかね。その当時も同じ左ハムストリング(太もも裏)だった」ことを明らかにした。
メジャー2年目の秋山は13日(同14日)のアスレチックス戦に「1番・中堅」で出場したが、左太もも裏を痛めて、3回の守りから退いた。初回の第1打席で三遊間への緩いゴロを放ち、一塁まで全力疾走したが、アウトになった。その後も中飛をさばくなど軽快に動き、脚を気にするような様子は見られなかったが、予想外の重傷だった。
キャンプ期間中に夫人が事故に遭ったため、1週間ほどチームを離脱。オープン戦は4試合で7打数無安打だった。
「(復帰へ)慎重にならないといけないと思うので、これはすごく慎重にならざる得ないかな」と語っており、自身初めてともいうべき故障を完治させて、復帰するのを待ちたい。
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