【欧州・海外サッカーニュース】フランクフルトのフレディ・ボビッチ執行役員が契約延長に至った長谷部誠について語っている。
フランクフルトは8日、元日本代表MFの長谷部誠との2022年までの契約延長を発表。強化担当であるフレディ・ボビッチ執行役員はクラブ公式チャンネルで長谷部を絶賛しながら契約延長交渉の舞台裏を語った。
しばらく前から濃厚と見られた長谷部のフランクフルトとの契約延長。7日までの正式発表を決定的とする記事を掲載していたドイツ紙『ビルト』の予想は惜しくも外れることに。しかし、その中でクラブと選手間の交渉は「至って調和的」に進み、サラリーなど条件面の話もスムーズに折り合いがついたと伝えられていたが、交渉の様子についての報道が的確であったことがボビッチ氏の今回の長谷部との契約延長に関するコメントから分かった。
公式チャンネルで昨年の長谷部との契約延長が「当時、最後となると信じ、我々もまったく別のプランを進めていた」と認める同氏だが、「彼が800回目の人生の春を迎えたことを思い知らされたね」と説明。「しかし、完全に(契約延長に)値する。あれほどフィットネス状態が良くて、常に入念に身体のケアをしているのだから…彼が生きる伝説であることを強調しなければならない。彼と仕事をするのは実に楽しいものだ」と続け、次のように選手との“交渉”を振り返っている。
「この前キッチンで彼と朝食し、『で、どうだい?気分はどう?』と聞いたら、彼は『良いですよ』と返した。さらに『もう1年どう?』と聞くと、いつものように微笑みを浮かべて『はい、もう1年ならやれるかと思います』と答えたんだ。私は『オーケー。これで話は済んだね』と言って、それだけで話がまとまった。そして握手を交わして、そうすることを誓い、今日契約を締結したということだ」
また、元ドイツ代表FWのボビッチ氏は自身が37歳だったらプレーすることを想像できるかについては「いや、できないね」と否定。「一種の超常現象だよ。自分の現役時代にもあの年齢でパフォーマンスを見せる選手はいたかもしれないが、本当に例外中の例外だよ」と話し、このように続けた。
「彼が最近3バックのポジションから運動量がより求められる6番(ボランチ)に動かされたけど、そこで見せるプレーはセンセーショナルでしかない。経験がいかに重要かが示されるね。ほかの選手が走って向かう場所にすでに立っていることが多い。シチュエーションを予測し、読み取れているからだ。そうすることでチームにとって、大きな支えとなっている」
「あと過小評価してはいけないのは、ほかの選手たちが彼をいかに見上げているのかだ。みんな彼が何をしているのか、例えばどういう風に練習に向けて準備しているのか見て吸収しようとしているんだ。彼は実に模範的な存在だよ」
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