巨人坂本勇人内野手(33)が15日、年俸5億円から1億円アップの年俸6億円で契約を更改した。19年から5年契約を結び、4年目の来季から年俸変動制となる。「3年間で今回は評価をしてもらっている。いい評価をしてもらった」と感謝した。主将として昨季までリーグ2連覇に導いた功績などが評価された。
今季は117試合に出場し、打率2割7分1厘、19本塁打。「もっとやれたなという感覚ももちろんありますし、悪いなりに最低限の結果だったとも感じている。そんなに良くはなかったです」と振り返った。
5月には右手親指末節骨を骨折し、約1カ月離脱もあったが、8月には東京五輪に侍ジャパンとして出場し、金メダル獲得に貢献した。「五輪というのは野球人生の中でも特別。すごく心に残る出来事だった」とかみしめた。
今オフも昨年に引き続き後輩の湯浅、増田陸と自主トレを行う。「2人とも若いので、そこに刺激をもらいながら。(来季は)自分の成績アップ。それがチームに一番プラスになる」と個人の成績を追求した先にある、チームの栄冠を見据えた。(金額は推定)
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