WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 ●同級1位・田中恒成 TKO8回1分35秒 王者・井岡一翔〇 ( 2020年12月31日 東京・大田区総合体育館 )
TKO負けで4階級制覇に失敗した田中は「完敗です」とうなだれ「こんなに(井岡と)差があったのかとビックリしました」と脱帽した。
挑戦者らしく序盤から積極的にプレッシャーをかけ、持ち前のハンドスピードでいきなりの右、左アッパーを織り交ぜたコンビネーションなどを披露。「1ラウンド目は取れたと思った」。その後もコーナーに押し込んでガードの上から連打を叩きつけるなど優勢の場面もあった。5回に左フックでダウンを喫して暗転。「倒されて気が先走った」。立て直せないまま6、8回と同じ左フックでやられた。「同じパンチで3回も倒された」。ショックは計り知れない。
大みそか決戦発表時から「俺にとってキャリア最大の勝負。このチャンスは必ずつかみたい」と意気込んだ。世界最速12戦目で世界3階級制覇しながら、全国的知名度は関東関西の選手に劣る。20年6月にYouTubeでチャンネル開設したのも「知名度がない。そこに関しての努力を怠ってきた」という反省からだ。既に4階級制覇した井岡を倒し、状況を変えたかった。
この経験を今後の糧にできるかと問われ「分からない」と吐露。突きつけられた結果の厳しさにぼうぜんとするばかりだった。
続きを表示
からの記事と詳細
https://ift.tt/3n3ytfy
スポーツ
Bagikan Berita Ini
0 Response to "恒成 4階級制覇届かず…井岡に脱帽「こんなに差があったのか」 - スポニチアネックス Sponichi Annex"
Post a Comment