私がレギュラーを務めているラジオ関西『としちゃん・大貴の ええやんカー! やってみよう!! 』(毎週金曜午後8時30分~9時)で、先日、阪神タイガースOBの掛布雅之さんにゲスト出演してもらった。 【写真】藤浪晋太郎は甲子園のマウンドで輝きを取り戻せる? ドラ1佐藤の豪快すぎる1発、若き日の掛布雅之カッコ良すぎる後ろ姿!(全8枚) “ミスタータイガース”の言葉はどれも深く、そして面白かった。 今季の阪神の展望へ話が及ぶと、その眼光はたちまち鋭くなった。 「西(勇輝)はもちろん有力候補。でもね、僕はね、藤浪(晋太郎)を開幕投手にすればいいと思っているんですよ。藤浪が表ローテ(ーション)の頭に行く。そして西は裏のローテに投げさせる。今年の藤浪にはそれくらいの責任感を与えていい。それに応える力が今年はあると、僕はキャンプを見て感じたんです。西が裏ローテに回って、確実に白星をあげて行くことが出来れば最上位が見えてくると思うんですよ」
「晋太郎の復活が絶対に必要」
近年、苦しんできた藤浪の姿を二軍監督時代(2015年~17年)から見てきた掛布氏は「今季の藤浪晋太郎」に太鼓判を押す。 「大きな場所を与えてあげれば、それに応えることが出来る人間なんですよ。晋太郎は周りが信じてあげて、さあ、行って来いと自信を持って送り出してあげれば立派に結果を残す素材。今年はキャンプから吹っ切れた姿がありました。ボールも生き返っていた。阪神優勝へは晋太郎の復活が絶対に必要なんです」 当初、この藤浪の開幕投手プランを聞いた時は少々驚きがあった。しかし、9日には開幕投手決定との報道が出たのだからその先見の妙には舌を巻く。掛布氏には中日ドラゴンズを率いた落合博満氏の大胆采配が今も強く脳裏に残っていた。
川崎憲次郎を抜擢した落合監督
「2004年、落合のドラゴンズ監督就任1年目。それまで3年もの間、怪我の影響で移籍後一度もマウンドに上がっていなかった川崎憲次郎を開幕戦のマウンドに送った。球場はどよめいたんですよ。『川崎? 川上憲伸ではないのか? 』って。結果、ドラゴンズはその開幕戦に勝利。川上を裏ローテに回し、終わってみればドラゴンズが5年ぶりにリーグ優勝を飾った。 あの時ね、落合に聞きに行ったのよ、なぜ川崎を開幕投手にしたのかと。落合はね、『就任1年目は周囲の雑音もある。何としてでも優勝したかった。シーズン通して勝てるローテを考えた時に川崎を開幕戦に、次のカードに川上憲伸を、というプランにしたと。あの時は野口(茂樹)もいて、その野口が開幕2戦目。見事な采配でしたよ。僕はあの時の衝撃が忘れられない。 ここのところ結果の出ていない晋太郎を開幕に、そしてエース級の西を裏ローテに回す考えもありだと思う。晋太郎が開幕投手ではなかったとしても、それぐらい存在の大きな選手。影響のある投手。彼に勝負をかけていいシーズンですよ」
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