2021年のF1(フォーミュラ・ワン世界選手権)がいよいよ3月26日(金)から中東・バーレーンで開幕する。
本来であれば、南半球オーストラリアのメルボルンで開幕する予定だったが、新型コロナウィルスの感染拡大は続いており、オーストラリアGPは11月に延期に。今季はバーレーンGPが開幕戦となり、全23戦の開催を計画しているものの、ヨーロッパの感染拡大の状況次第ではスケジュールの変更が想定される中での開幕だ。
渡欧からわずか2年でF1へ
何はともあれ、今シーズンも開幕を迎えるF1。注目はやはり、久しぶりの日本人レギュラーF1ドライバーである角田裕毅(つのだ・ゆうき)の参戦だ。

角田は神奈川県・相模原市出身の若干20歳のレーシングドライバー。16歳で国内のフォーミュラカーレースに参戦して王座に輝くと、ホンダとレッドブルの育成プログラムで渡欧。FIA F3、FIA F2というF1傘下のフォーミュラカーレースをそれぞれ1年で卒業し、渡欧から僅か2年という短期間でF1フル参戦のチャンスを掴み取った。
過去の先輩日本人ドライバーたちと比べてみると、角田の昇級はトヨタの育成ドライバーだった中嶋一貴が渡欧から2年経たずして2007年にF1デビュー(当時22歳)した例に近い。
ただ、中嶋一貴の場合は国内で全日本F3選手権やSUPER GTなどで経験を積んでからの渡欧だったため、そういう意味では角田はちょっと桁違いの短期間でF1への切符を手にしたと言える。
20歳でのF1デビューは過去の日本人最年少記録であるのはもちろんだが、今季の全20名のドライバーの中で最年少。若さゆえに経験不足と言われるかもしれないが、それでもF1シートを獲得できたのは、それを補って余りある才能を彼が持っている証である。
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