◆東京五輪 バスケットボール女子準決勝 日本87―71フランス(6日、さいたまスーパーアリーナ)
五輪新記録の18アシストを記録したPG町田瑠唯(28)=富士通=の恩師、札幌山の手高・上島正光コーチ(77)が札幌市内でテレビ観戦、教え子の大活躍を激賞した。
同コーチは1970年から同校を指導、5度の全国制覇に導いた。町田は2010年の高校総体で主将として初の全国制覇、国体、ウインターカップと合わせ全国3冠を達成した。上島コーチは「今日のフランス戦では、持ち味を100%発揮してくれた。高校時代から大舞台、大きな試合になればなるほど燃えるタイプだった。試合では淡々と自分の役割を果たす姿も当時のまま」と高校時代の町田をだぶらせた。
高校入学時の身長は154センチ(現在162センチ)だったが「スペースを見つける嗅覚、局面を一気に変えるパスセンスは天性のものだった」と話す。高校時代、大型の相手に気持ちで負けないよう、同コーチは小柄な町田に「焦らない、急がない、怖がらない」と繰り返しい言い続けたという。その成果で、卒業後に出場した2011年のU19女子選手権(チリ)で日本は7位ながら、町田は「ベスト5」と「アシスト王」に輝いた。その後も成長を続け、世界的司令塔に。今五輪で山の手の後輩、長岡萌映子(27)=トヨタ自動車=、東藤なな子(20)=トヨタ紡織=とも、息の合ったプレーを見せている。上島コーチは「小さくても出来ることを、日本どころから世界中に知らしめてくれた。決勝も王者・米国相手に大暴れしてほしい」と期待した。(小林 聖孝)
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スポーツ
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