阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)が、鮮烈な本拠地デビューを飾った。広島戦に「6番左翼」で先発し、初回2死一、二塁の初打席で矢崎から右前へ適時打。今季の甲子園初戦に駆け付けた5131人のファンの心を一振りでつかんだ。

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佐藤輝の両親が応援に駆けつけた。スタンドで見守った父博信さん(53)は「何より勝てたことがよかった。その中で彼が打点を挙げて勝ったっていうのは、もう最高の出だしじゃないですか」と喜んだ。

母晶子さん(48)は「甲子園で大学の時は何回か見ていますけど、やっぱり違いますね。疲れもたまってきているだろうし、けがしないように」と体を気遣った。