クラブは「このような言動は、FCバルセロナが示し、守っていくべき価値観とは決して一致するものではありません」と表明。「クラブおよびパートナーの価値は、FCバルセロナの経営陣、執行役員から、クラブの様々なスポーツチームの選手に至るまで、組織のあらゆるレベルにおいて守るべき信念です。人種問題、差別、ダイバーシティに関する教育の改善を徹底します。FCバルセロナには、人種差別が入り込む余地はありません」とした。
当該の映像が撮影されたのは、バルセロナがプレシーズンツアーで日本を訪れた2019年夏とみられている。クラブは「2019年夏時点でクラブの責任は前経営陣および執行役員の手にありましたが、FCバルセロナは、不愉快な思いをされた全てのファンとパートナーの皆様に公式に謝罪いたします」と重ねて陳謝し、「現在クラブを運営する経営陣は、これに類する事象が今後繰り返されないよう、尽力いたします」と誓った。
なお、当事者の2人ついては「両選手はすでに、日本のファンおよびパートナーの皆様へ謝罪と後悔の念を示しておりますが、FCバルセロナは、今後も必要に応じて内部措置を講じてまいります」としている。
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